“相伺”の読み方と例文
読み方割合
あひうかゞ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以て八山やつやまなる旅館へ申遣しけるおもぶきは此度天一坊樣御下向ごげかうついては重役の者一とう相伺あひうかゞひ申たきこそ有ば明日五ツどき伊豆守御役宅へ御出あらせられたしとの口上こうじやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
用立ようだて申べし其上は自力じりきに及びがたしといふ彌次六申やう御入用高は未だとく相伺あひうかゞはねばまづ貴殿方きでんかたの御都合つがふもあれば夫だけ御用立下さるべしと云に肥前は委細ゐさい承知しようちなして歸宅きたくせしが早速さつそく右の金子三百兩持參ぢさんしければ此むね天一坊大膳へ申し談じ則ち天一樣御出世の上は永代米三百俵づつ毎年まいねん奉納ほうなふ有べしとしたゝめし證文しようもん引替ひきかへにし金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)