トップ
>
目懸
>
めがけ
ふりがな文庫
“
目懸
(
めがけ
)” の例文
爰に於て彼方此方、新劇詩家の手綱を控へて、宇治川を
目懸
(
めがけ
)
る者ありとの報知
頻
(
しき
)
りなり。吾人は劇詩の流行当に来るべしとは断ずる能はず。
劇詩の前途如何
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
潰
(
つぶ
)
し先生の大力實に
天下
(
てんか
)
無双
(
ぶさう
)
ならんと見て居たるに後藤はコレ彌助
先刻
(
さつき
)
の代りに
鳥渡
(
ちよつと
)
一本
試
(
こゝろ
)
みようかと
振上
(
ふりあげ
)
ければ彌助は大いに
仰天
(
ぎやうてん
)
なし御免なされと云より早く
奧
(
おく
)
を
目懸
(
めがけ
)
て
迯行
(
にげゆき
)
けり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
はれ、
此方
(
こなた
)
を
目懸
(
めがけ
)
けて
箭
(
や
)
を
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
お政も今は一生懸命
邪魔
(
じやま
)
し給ふなと云ながら用意の九寸五分を
晁
(
きら
)
りと
引拔
(
ひきぬき
)
家主
(
いへぬし
)
目懸
(
めがけ
)
て
突
(
つ
)
きかゝるに吉兵衞は大いに驚きヤア
人殺
(
ひとごろ
)
し/\と
後
(
あと
)
をも見ずに逃出せばお政は
爰
(
こゝ
)
ぞと
混雜紛
(
こんざつまぎ
)
れに
込合
(
こみあふ
)
人
(
ひと
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
“目”で始まる語句
目
目的
目出度
目前
目標
目貫
目覚
目論見
目下
目論