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盗賊
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ぬすびと
ふりがな文庫
“
盗賊
(
ぬすびと
)” の例文
旧字:
盜賊
そのたんびに首を縮めて
盗賊
(
ぬすびと
)
と、詐欺と、非人の気持を繰返し繰返し、アチラで一文コッチで三文とクスネ込み溜め込むようになります。
狂歌師赤猪口兵衛:博多名物非人探偵
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「
何
(
なん
)
だって、お
前
(
まえ
)
は
塀
(
へい
)
を
乗越
(
のりこ
)
えて
来
(
き
)
て、
盗賊
(
ぬすびと
)
のように、
私
(
わたし
)
のラプンツェルを
取
(
と
)
って
行
(
ゆ
)
くのだ? そんなことをすれば、
善
(
よ
)
いことは
無
(
な
)
いぞ。」
ラプンツェル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
近ごろ君、経済書の売行が
好
(
い
)
いさうだが、何の事は無い、
盗賊
(
ぬすびと
)
を見て縄を
綯
(
な
)
ふやうなもんだ。戦争以来実業が勃興したといふのが間違つてる。
青年実業家
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
二人の
盗賊
(
ぬすびと
)
と相並んで死に就くまでの悲壮を尽した詩——『
耶蘇
(
イエス
)
また大声に
呼
(
よばは
)
りて息絶たり。』
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
其
(
その
)
場合には
矢張
(
やは
)
り一般の
盗賊
(
ぬすびと
)
の如くに、
成
(
なる
)
べく
白昼
(
ひる
)
を避けて夜陰に忍び込み、鶏や米や魚や手当り次第に
攫
(
さら
)
って行く。
其
(
そ
)
の
素捷
(
すばや
)
いことは
所謂
(
いわゆる
)
猿
(
ましら
)
の如くで、容易に
其
(
その
)
影を捕捉することは
能
(
でき
)
ぬ。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“盗賊”の意味
《名詞》
盗賊(とうぞく)
盗みや略奪を行う賊。盗人。
(出典:Wiktionary)
“盗賊”の解説
盗賊(とうぞく)とは、法令から逸脱して強奪(掠奪)などを行う者たちの集団を指す。
(出典:Wikipedia)
盗
常用漢字
中学
部首:⽫
11画
賊
常用漢字
中学
部首:⾙
13画
“盗賊”で始まる語句
盗賊化
盗賊燈
盗賊猫
盗賊々々
盗賊盗賊
盗賊紳士
盗賊野郎