白桃しろもゝ)” の例文
白桃しろもゝはなだとおもひます。)と心着こゝろついてなんもなしにいふと、かほふた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
何処どこぞで白桃しろもゝはなながれるのを御覧ごらんになつたら、わたしからだ谷川たにがはしづんで、ちぎれ/\になつたことゝおもへ、といつて、しほれながら、なほ親切しんせつに、みちたゞ谷川たにがはながれ沿ふてきさへすれば
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)