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登時
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そのとき
ふりがな文庫
“
登時
(
そのとき
)” の例文
伏して望むらくは、諸僧徒の凶濫なるものあらば、
登時
(
そのとき
)
に追捕し、度縁戒牒を返進せしめ、即ち俗服を著せ、本役に返し附けしめん。
濫僧考:河原者・坂の者・宿の者・非人法師
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
登時
(
そのとき
)
大岡忠相ぬし
再度
(
ふたゝび
)
元益に向ひて云やう其方
親子
(
おやこ
)
は庄兵衞の殺されたるより其の
敵
(
かたき
)
を
討
(
うつ
)
て
呉
(
くれ
)
よと願ひ出たるをり武左衞門
親子
(
おやこ
)
の者は
正
(
まさ
)
しく庄兵衞を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
繩附
(
なはつき
)
の
儘
(
まゝ
)
にて其所へ引出せば此方は見やりて思ひ掛ずと驚くの
外
(
ほか
)
言葉
(
ことば
)
なし
登時
(
そのとき
)
忠相ぬし一同に向ひ山田元益母勝の
訴
(
うつた
)
へに依て家主庄兵衞を
殺
(
ころ
)
したる
曲者
(
くせもの
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
變更
(
へんがへ
)
するとは物の不思議と思つてゐたが
此咄
(
このはなし
)
でやう/\
素
(
もと
)
は
譯
(
わか
)
つたり然ども醫師といふ奴が
態々
(
わざ/\
)
彼所
(
かしこ
)
へ行し
上
(
うへ
)
あらぬことさへ
並
(
ならべ
)
しは
何
(
どう
)
考
(
かんが
)
へても
合點
(
がてん
)
行
(
ゆか
)
ずモシ小僧どん其醫師の
年齡
(
としごろ
)
恰好
(
かつかう
)
その他に是ぞと云ふ目印はハイ
登時
(
そのとき
)
吾儕
(
わたし
)
は家にゐたゆゑお茶も出たり話にも
聞惚
(
きゝほ
)
れよく/\見ましたが年の頃は二十七八
丸
(
まる
)
顏にして色黒く
鼻
(
はな
)
は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“登時”の意味
《名詞》
すぐ。即座に。
(出典:Wiktionary)
登
常用漢字
小3
部首:⽨
12画
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
“登時”で始まる語句
登時結果