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疲労
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くたびれ
ふりがな文庫
“
疲労
(
くたびれ
)” の例文
旧字:
疲勞
これを鼬ごっこの
疲労
(
くたびれ
)
儲けと解して、
岐道
(
わきみち
)
へ
外
(
そ
)
れた人は退屈と不安があるばかりで、生涯、人生の味は解し得られないのであります。
仏教人生読本
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
何、
疲労
(
くたびれ
)
るというまでのことも無いのさ。かえって
程好
(
ほどよ
)
い運動になって
身体
(
からだ
)
の薬になるような気持がする。
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
別に城の中に入ってみようともせず、小さな
洞穴
(
ほらあな
)
を見つけてそこに休んだ。少年は
疲労
(
くたびれ
)
が出てうとうとと眠った。しばらくして
洞穴
(
ほらあな
)
を吹いてくる風に眼を覚ました。
奇巌城:アルセーヌ・ルパン
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
はゝはゝ、見れば見るほど良い孫ぢやわいなう、
何
(
ど
)
うぢや、少しは
落着
(
おちつ
)
かしやつたか、
安堵
(
あんど
)
して休まつしやれ。したがの、長いことはならぬぞや、
疲労
(
くたびれ
)
が治つたら、早く帰らつしやれ。
二世の契
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「もう
止
(
よ
)
しましょう!
無益
(
だめ
)
です、
無益
(
だめ
)
です、いくら言っても
無益
(
だめ
)
です。……アア
疲労
(
くたびれ
)
た! しかし最後に一
言
(
ごん
)
しますがね、僕は人間を二種に区別したい、
曰
(
いわ
)
く驚く人、曰く平気な人……」
牛肉と馬鈴薯
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
▼ もっと見る
皆
(
みな
)
さん
嘸
(
さぞ
)
お
疲労
(
くたびれ
)
でございませう、
大
(
おほ
)
きに
有難
(
ありがた
)
う
存
(
ぞん
)
じました。
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「もう、お
疲労
(
くたびれ
)
になったと見える」
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
そこで人夫たちは、終いの文句の「えんやらえ」だけで材木を曳き上げてみましたけれど、どうも調子が悪くて直ぐ
疲労
(
くたびれ
)
てしまいます。
仏教人生読本
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
「さぞお
疲労
(
くたびれ
)
でしたろう。」
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
そのような無限の
鼬
(
いたち
)
ごっこでは、結局
疲労
(
くたびれ
)
儲けではないか。ちょっとそう思われます。しかし、そこにこの般若心経の偉大さがあるのです。
仏教人生読本
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
“疲労”の解説
疲労(ひろう、en: Fatigue)は、無力とは異なる主観的感覚であり、徐々に始まる。無力とは異なり、疲労は休息(睡眠)によって軽減することができる。
(出典:Wikipedia)
疲
常用漢字
中学
部首:⽧
10画
労
常用漢字
小4
部首:⼒
7画
“疲労”で始まる語句
疲労困憊