“程好”の読み方と例文
読み方割合
ほどよ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何ですか」という私の手を引っぱって、程好ほどよいところに立たれます。広い店の奥まったところに、三人の職人がそれぞれ木鉢を前にしています。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
自然に男女両性の釣合をして程好ほどよちゅうを得せしめんとの腹案を以て筆を立て、「日本男子論」と題したるものなり。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
何、疲労くたびれるというまでのことも無いのさ。かえって程好ほどよい運動になって身体からだの薬になるような気持がする。
太郎坊 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)