“ほどよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
程好80.0%
程能20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何、疲労くたびれるというまでのことも無いのさ。かえって程好ほどよい運動になって身体からだの薬になるような気持がする。
太郎坊 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
モー一つの法は長くたせるように煮るので最初によく菓物の水気を拭き取って庖丁や手にも水気のないようにして菓物の皮を剥いて程好ほどよく切ってそのまま砂糖をかけて二
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
読み書きの稽古けいこをのみするものと心得、その事をさえ程能ほどよく教え込むときは立派な人間になるべしと思い、自身の挙動ふるまいにはさほど心を用いざるものの如し。
家庭習慣の教えを論ず (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)