“畑下戸”の読み方と例文
読み方割合
はたおり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明(あく)る朝(あした)の食後、貫一は先(ま)づこの狭き畑下戸(はたおり)の隅々(すみずみ)まで一遍(ひとわたり)見周(みめぐ)りて、略(ほ)ぼその状況を知るとともに、清琴楼の家格(いへがら)を考へなどして、磧(かはら)に出づれば、浅瀬に架(かか)れる板橋の風情(ふぜい)面白く
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
同(おな)じ年(とし)十一月(じふいちぐわつ)のはじめ、鹽原(しほばら)へ行(い)つて、畑下戸(はたおり)の溪流瀧(けいりうたき)の下(した)の淵(ふち)かけて、流(ながれ)の廣(ひろ)い溪河(たにがは)を、織(お)るが如(ごと)く敷(し)くが如(ごと)く、もみぢの、盡(つ)きず、絶(た)えず、流(なが)るゝのを見(み)た時(とき)と、——鹽(しほ)の湯(ゆ)の
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
即ち畑下戸(はたおり)。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)