“生下戸”の読み方と例文
読み方割合
きげこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
病後まだすっかり回復してないというのにつやのいい赤ら顔の見かけに似ず生下戸きげこで、笑うとおかめさんみたいな可愛らしい顔になる。
結婚 (新字新仮名) / 中勘助(著)
貫一は生下戸きげこなればかつひて帰りし事あらざれば、宮は力無く又坐りつ。時計を見れば早や十一時になんなんとす。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)