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申渡
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まをしわた
ふりがな文庫
“
申渡
(
まをしわた
)” の例文
畏
(
かしこ
)
まりて
何某
(
なにがし
)
より、
鳥籠
(
とりかご
)
の
高
(
たか
)
さ
七尺
(
しちしやく
)
、
長
(
なが
)
さ
二尺
(
にしやく
)
、
幅
(
はゞ
)
六尺
(
ろくしやく
)
に
造
(
つく
)
りて、
溜塗
(
ためぬり
)
になし、
金具
(
かなぐ
)
を
据
(
す
)
ゑ、
立派
(
りつぱ
)
に
仕上
(
しあ
)
ぐるやう
作事奉行
(
さくじぶぎやう
)
に
申渡
(
まをしわた
)
せば、
奉行
(
ぶぎやう
)
其旨
(
そのむね
)
承
(
うけたまは
)
りて、
早速
(
さつそく
)
城下
(
じやうか
)
より
細工人
(
さいくにん
)
の
上手
(
じやうず
)
なるを
召出
(
めしい
)
だし
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
と
嚴
(
おごそか
)
に
申渡
(
まをしわた
)
さるれば、
並居
(
なみゐ
)
る
老職
(
らうしよく
)
、
諸役人
(
しよやくにん
)
、
耳
(
みゝ
)
を
欹
(
そばだ
)
て
眼
(
め
)
を
睜
(
みは
)
れり。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
申
常用漢字
小3
部首:⽥
5画
渡
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
“申渡”で始まる語句
申渡置候処