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生身
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しやうじん
ふりがな文庫
“
生身
(
しやうじん
)” の例文
老いたる法師 あの物狂ひに出合つてから、もう今日は
七日目
(
なぬかめ
)
ぢや。何でも
生身
(
しやうじん
)
の阿弥陀仏に、御眼にかかるなぞと云うてゐたが。
往生絵巻
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
えい、
其
(
それ
)
は
又
(
また
)
、
変
(
かは
)
つたもんだね。
船
(
ふね
)
と
一所
(
いつしよ
)
に
焼
(
や
)
けたものは、
活
(
い
)
きた
人
(
ひと
)
で
無
(
な
)
うて、
私
(
わし
)
先
(
ま
)
づ
安堵
(
あんど
)
をしたでがすが、
木彫
(
きぼり
)
だ、と
聞
(
き
)
けば
尚
(
なほ
)
魂消
(
たまげ
)
る……
豪
(
えれ
)
え
見事
(
みごと
)
な、
宛然
(
まるで
)
生身
(
しやうじん
)
のやうだつけの。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“生身”の解説
生身(しょうじん、しゃうじん、しゃうしん、さうじみ)とは、生まれながらの身体を言う。父母から生まれた身体一般を指し、釈迦の肉体を意味し、仏像の対語として用いられる。
のちに、特に仏・菩薩が衆生を救済するために化現(けげん)する化身(けしん)としての身体と同一視される。
(出典:Wikipedia)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死