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ぶったい
ふりがな文庫
“
物体
(
ぶったい
)” の例文
旧字:
物體
町
(
まち
)
へくると、いつものごとく、トラック、
自転車
(
じてんしゃ
)
、
自動車
(
じどうしゃ
)
が
走
(
はし
)
っていました。さんさんたる
太陽
(
たいよう
)
が、あらゆる
地上
(
ちじょう
)
の
物体
(
ぶったい
)
を
光
(
ひかり
)
の
中
(
なか
)
にただよわせていました。
太陽と星の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
筒の中の
火薬
(
かやく
)
が
破裂
(
はれつ
)
して、ドーン! とすさまじい火と
灰
(
はい
)
と
炸裂
(
さくれつ
)
した
物体
(
ぶったい
)
の
破片
(
はへん
)
を
舞
(
ま
)
いあげた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ツーと
斜線
(
しゃせん
)
をえがいて落ちていく、小さい
物体
(
ぶったい
)
の
行方
(
ゆくえ
)
に、竹童は
祈
(
いの
)
りを送った。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
竹
(
たけ
)
の
棒
(
ぼう
)
や、
朽
(
く
)
ちかかった
杭
(
くい
)
のようなものや、
割
(
わ
)
れた
煉瓦
(
れんが
)
などが
積
(
つ
)
み
重
(
かさ
)
ねられてあって、せっかく、
芽
(
め
)
を
出
(
だ
)
したけれど、
柔
(
やわ
)
らかな
頭
(
あたま
)
を、それらの
無情
(
むじょう
)
な
物体
(
ぶったい
)
にくじかれて、
曲
(
ま
)
がりくねって、わずかに
親木と若木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“物体”の解説
は、ものとして認知しうる対象物である。すなわち、実物または実体として宇宙空間において存在するものが物体である。物理学および哲学の主要な研究対象の一つである。
物体と物質は次のように区別される。
物体 - その物の大きさ・形など、外見に着目した時に言う。
物質 - その物の構造・構成元素など、性質に着目した時に言う。
(出典:Wikipedia)
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“物体”で始まる語句
物体浮揚