物体ぶったい)” の例文
旧字:物體
まちへくると、いつものごとく、トラック、自転車じてんしゃ自動車じどうしゃはしっていました。さんさんたる太陽たいようが、あらゆる地上ちじょう物体ぶったいひかりなかにただよわせていました。
太陽と星の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
筒の中の火薬かやく破裂はれつして、ドーン! とすさまじい火とはい炸裂さくれつした物体ぶったい破片はへんいあげた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ツーと斜線しゃせんをえがいて落ちていく、小さい物体ぶったい行方ゆくえに、竹童はいのりを送った。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たけぼうや、ちかかったくいのようなものや、れた煉瓦れんがなどがかさねられてあって、せっかく、したけれど、やわらかなあたまを、それらの無情むじょう物体ぶったいにくじかれて、がりくねって、わずかに
親木と若木 (新字新仮名) / 小川未明(著)