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爼板
ふりがな文庫
“爼板”の読み方と例文
読み方
割合
まないた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まないた
(逆引き)
場所はどこだか判りませんが、大きい
爼板
(
まないた
)
の上にわたくしが身を横たえていました。わたくしは鰻になったのでございます。
鰻に呪われた男
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
醫者
(
いしや
)
は
爼板
(
まないた
)
のやうな
板
(
いた
)
の
上
(
うへ
)
に
黄褐色
(
くわうかつしよく
)
な
粉藥
(
こぐすり
)
を
少
(
すこ
)
し
出
(
だ
)
して、
白
(
しろ
)
い
糊
(
のり
)
と
煉
(
ね
)
り
合
(
あは
)
せて、
罎
(
びん
)
の
酒
(
さけ
)
のやうな
液體
(
えきたい
)
でそれを
緩
(
ゆる
)
めてそれから
長
(
なが
)
い
鋏
(
はさみ
)
で
白紙
(
はくし
)
を
刻
(
きざ
)
んで
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
爼板
(
まないた
)
の出してあるは南瓜を祝うのです。手桶の寝せてあるは
箍
(
たが
)
の切れたのです。
笟
(
ざる
)
に切捨てた
沢菴
(
たくあん
)
の尻も昨日の茶殻に交って、
簓
(
ささら
)
と
束藁
(
たわし
)
とは添寝でした。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
爼板(まないた)の例文をもっと
(17作品)
見る
爼
部首:⽘
9画
板
常用漢字
小3
部首:⽊
8画
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爼板岩
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