“燒失”の読み方と例文
新字:焼失
読み方割合
せうしつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてそれが朽敗きうはいまたは燒失せうしつすれば、またたゞちにこれを再造さいざうした。が、れどもきぬ自然しぜんとみは、つひ國民こくみんをし、木材以外もくざいいぐわい材料ざいれうもちふるの機會きくわいざらしめた。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
調しらぶべしと申付るに三年以前に隣家りんかより出火しゆつくわ致し古帳は殘らず燒失せうしつ致し候と云故少も手懸りなければ次右衞門三五郎は三藏にむかひ和歌山に西家村と云處ありやと云へば是より一里許りざいに候と答へけるにぞ寺社奉行へ達し西家村の神職伊勢しんしよくいせ同人妻菊同道にて東の本陣へまかり出べきむね差紙を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)