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湯具
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ゆぐ
ふりがな文庫
“
湯具
(
ゆぐ
)” の例文
婦人のなかには
湯具
(
ゆぐ
)
ばかりなるもあれど、
闇処
(
くらきところ
)
に
噪雑
(
わやくや
)
して一人もみだりがましき事をせず、これおの/\
毘沙門天
(
びしやもんでん
)
の
神罰
(
しんばつ
)
を
怖
(
おそる
)
るゆゑなり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
今の湯具は
古
(
いにしへ
)
の
下裳
(
したも
)
に代用したる
下部
(
かぶ
)
を
蔽
(
おほ
)
ふの
衣
(
い
)
なり。
嬉遊笑覧
(
きいうせうらん
)
に、
湯具
(
ゆぐ
)
といふは、
男女
(
なんによ
)
ともに
前陰
(
ぜんいん
)
を顕して湯に入ることはもとなき事にて必ず下帯をきかえて湯に入るゆゑ湯具といふ。
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
或日これで白縮緬の
湯具
(
ゆぐ
)
を六本
遣
(
や
)
ることになると、五百がいったことがある。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
婦人のなかには
湯具
(
ゆぐ
)
ばかりなるもあれど、
闇処
(
くらきところ
)
に
噪雑
(
わやくや
)
して一人もみだりがましき事をせず、これおの/\
毘沙門天
(
びしやもんでん
)
の
神罰
(
しんばつ
)
を
怖
(
おそる
)
るゆゑなり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
神職 構わず
引剥
(
ひきは
)
げ。
裸体
(
はだか
)
のおかめだ。
紅
(
あか
)
い
二布
(
ふたの
)
……
湯具
(
ゆぐ
)
は許せよ。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
湯具
(
ゆぐ
)
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
具
常用漢字
小3
部首:⼋
8画
“湯”で始まる語句
湯
湯槽
湯気
湯呑
湯女
湯屋
湯治
湯殿
湯沸
湯浴