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湯具
ふりがな文庫
“湯具”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆぐ
83.3%
ゆのぐ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆぐ
(逆引き)
婦人のなかには
湯具
(
ゆぐ
)
ばかりなるもあれど、
闇処
(
くらきところ
)
に
噪雑
(
わやくや
)
して一人もみだりがましき事をせず、これおの/\
毘沙門天
(
びしやもんでん
)
の
神罰
(
しんばつ
)
を
怖
(
おそる
)
るゆゑなり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
今の湯具は
古
(
いにしへ
)
の
下裳
(
したも
)
に代用したる
下部
(
かぶ
)
を
蔽
(
おほ
)
ふの
衣
(
い
)
なり。
嬉遊笑覧
(
きいうせうらん
)
に、
湯具
(
ゆぐ
)
といふは、
男女
(
なんによ
)
ともに
前陰
(
ぜんいん
)
を顕して湯に入ることはもとなき事にて必ず下帯をきかえて湯に入るゆゑ湯具といふ。
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
湯具(ゆぐ)の例文をもっと
(5作品)
見る
ゆのぐ
(逆引き)
些
(
ち
)
と気になるのは、この
家
(
うち
)
あたりの
暮向
(
くらしむ
)
きでは、これがつい通りの風俗で、
誰
(
たれ
)
も
怪
(
あや
)
しみはしないけれども、畳の上を
尻端折
(
しりばしょり
)
、
前垂
(
まえだれ
)
で膝を隠したばかりで、
湯具
(
ゆのぐ
)
をそのままの足を
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
湯具(ゆのぐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
具
常用漢字
小3
部首:⼋
8画
“湯”で始まる語句
湯
湯槽
湯気
湯呑
湯女
湯屋
湯治
湯殿
湯沸
湯浴
“湯具”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
泉鏡花
森鴎外