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河北
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かほく
ふりがな文庫
“
河北
(
かほく
)” の例文
それがまた片目の魚を、おそれて普通の食べ物にしなかったもとの理由であったろうと思います。(明治神社誌料。石川県
河北
(
かほく
)
郡高松村横山)
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「ここからわずか数十里、
東渓村
(
とうけいそん
)
の
名主
(
なぬし
)
をしている
晁蓋
(
ちょうがい
)
だが、これは山東
河北
(
かほく
)
きッての人物とわしは平常、
観
(
み
)
ておるが」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
諸将これを
危
(
あやぶ
)
みて
言
(
ものい
)
えども、王
聴
(
き
)
かず。
次
(
つ
)
いで
蕭県
(
しょうけん
)
を略し、
淮河
(
わいか
)
の守兵を破る。四月平安
小河
(
しょうか
)
に営し、燕兵
河北
(
かほく
)
に
拠
(
よ
)
る。
総兵
(
そうへい
)
何福
(
かふく
)
奮撃して、燕将
陳文
(
ちんぶん
)
を
斬
(
き
)
り、平安勇戦して燕将
王真
(
おうしん
)
を囲む。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「姉が金陵を厭がりますから、
河北
(
かほく
)
に移って往くところです」
黄英
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
彼はつねに帽の
鬂傍
(
びんぼう
)
に何か花を
挿
(
さ
)
す習慣を身につけていたので
河北
(
かほく
)
の人は彼を、
一枝花
(
いっしか
)
の
蔡慶
(
さいけい
)
とも呼びならわしていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
マスズメ 石川県
河北
(
かほく
)
・石川等
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
そこで、袁術が、起死回生の一策として、思いついたのが、
河北
(
かほく
)
の兄
袁紹
(
えんしょう
)
へ、持て余した帝号と、伝国の玉璽を押しつけて、いよいよ身を守ることだった。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ボウズ 加賀
河北
(
かほく
)
郡
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
山東
(
さんとう
)
、
河北
(
かほく
)
の旅商人が取引にあつまる市場、
駅路
(
うまやじ
)
に隣接しているので、俗に、
妓家
(
ぎか
)
千軒、
旅籠
(
はたご
)
百軒といわれ、
両替屋
(
りょうがえや
)
だけでさえ二、三十軒もかぞえられる。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
白馬
(
はくば
)
の
野
(
の
)
とは、
河北
(
かほく
)
河南
(
かなん
)
の国境にあたる平野をいう。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
北
常用漢字
小2
部首:⼔
5画
“河北”で始まる語句
河北潟
河北省
河北郡
河北岩見
河北田虎
河北玉麒麟