“水蠆”の読み方と例文

読み方	割合
やご	100.0%

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

やご(逆引き)

中橋氏は実業家（氏は今ではもう政治家の積りかも知れない、恰（ちやう）ど水蠆（やご）が塩辛蜻蛉（しほからとんぼ）になつたやうに）には珍しく書物（ほん）を読むが、狸にしても文字をよく知つてゐるのがある。

茶話：02 大正五（一九一六）年 (新字旧仮名) ／薄田泣菫(著)

“水蠆（ヤゴ）”の解説

ヤゴ（水蠆）とはトンボ目（蜻蛉目）、特にトンボ亜目（不均翅亜目）のものの幼虫を指す通称（俗称）。肉食性の水生昆虫として有名である。語源は成虫であるトンボを表す「ヤンマの子」を略して「ヤゴ」と称された。別名タイコムシ（タイコウチとは別）、あるいはワラジムシともいう（甲殻綱ワラジムシ目とは無関係）。
(出典:Wikipedia)