“此宮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ここ33.3%
このみや33.3%
これ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此宮これはポタラより西少し南に当り、キーチュ河岸かしにある林の中に建てられたる大いなる宮殿である。新たに建てられたところの離宮であって夏の間はいつも此宮ここにお住いなされます。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
氷川神社ひかはじんじや石段いしだんしたにてをがみ、此宮このみや植物園しよくぶつゑん竹藪たけやぶとのあひださかのぼりて原町はらまちかゝれり。みち彼方あなた名代なだい護謨ごむ製造所せいざうしよのあるあり。職人しよくにん眞黒まつくろになつてはたらく。護謨ごむにほひおもてつ。
弥次行 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
此宮これはポタラより西少し南に当り、キーチュ河岸かしにある林の中に建てられたる大いなる宮殿である。新たに建てられたところの離宮であって夏の間はいつも此宮ここにお住いなされます。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)