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極暑
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ごくしょ
ふりがな文庫
“
極暑
(
ごくしょ
)” の例文
「君、今ごろでも薄いリボンをかけるものかな。あれは
極暑
(
ごくしょ
)
に限るんじゃないか」と聞いた。与次郎はアハハハと笑って
三四郎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一日
(
あるひ
)
晩方
(
ばんがた
)
、
極暑
(
ごくしょ
)
のみぎりでありました。浜の散歩から返ってござって、(
和尚
(
おしょう
)
さん、
些
(
ちっ
)
と海へ行って御覧なさいませんか。
綺麗
(
きれい
)
な人がいますよ。)
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
爰
(
ここ
)
にグヅ/\して居ると例の若武者が
屹
(
きっ
)
と
遣
(
やっ
)
て来るに違いない、来ればその目指す
敵
(
かたき
)
は自分一人だ、幸い夜の明けぬ中に船を
上
(
あがっ
)
て陸行するに
若
(
し
)
くはなしと決断して、
極暑
(
ごくしょ
)
の時であったが
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
月青くかゝる
極暑
(
ごくしょ
)
の夜の町
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
極暑
(
ごくしょ
)
の、
旱
(
ひでり
)
と言ふのに、たとひ
如何
(
いか
)
なる人気にせよ、湧くの、
煮
(
に
)
えるのなどは、口にするも暑くるしい。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
いささかこの
辺
(
あたり
)
へ用事があっての。当年たった一度、
極暑
(
ごくしょ
)
の
砌
(
みぎり
)
参ったばかり、一向に
覚束
(
おぼつか
)
ない。その節通りがかりに見ました、
大
(
おおき
)
な学校を
当
(
あて
)
にいたした処、
唯今
(
ただいま
)
立寄って見れば門が違うた。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“極暑”の意味
《名詞》
極暑(ごくしょ)
極めて酷い暑さ。極度の暑さ。
(出典:Wiktionary)
極
常用漢字
小4
部首:⽊
12画
暑
常用漢字
小3
部首:⽇
12画
“極”で始まる語句
極
極楽
極意
極々
極印
極彩色
極道
極端
極月
極度