“ごくしょ”の漢字の書き方と例文
語句割合
極暑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
月青くかゝる極暑ごくしょの夜の町
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
極暑ごくしょの、ひでりと言ふのに、たとひ如何いかなる人気にせよ、湧くの、えるのなどは、口にするも暑くるしい。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
いささかこのあたりへ用事があっての。当年たった一度、極暑ごくしょみぎり参ったばかり、一向に覚束おぼつかない。その節通りがかりに見ました、おおきな学校をあてにいたした処、唯今ただいま立寄って見れば門が違うた。
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)