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柄
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づか
ふりがな文庫
“
柄
(
づか
)” の例文
えッとばかりに気合いもろとも小
柄
(
づか
)
代わりに投げつけた手の内は堤流の手裏剣で、ねらいはあやまたずにひゅうッと飛んで
右門捕物帖:06 なぞの八卦見
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
えび
鞘
(
ざや
)
の脇差が出る。
柳鞘
(
やなぎざや
)
の大小が取り出される。さめ
柄
(
づか
)
のよろい
貫
(
どお
)
し、あずき塗りの野太刀、白鞘、巻絵鞘、見ていると幾腰出るかわかりません。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
東軍流ではかなりの
手利
(
てき
)
き、同じく飛び退くとヌッと
延
(
の
)
し、抜き持った太刀
柄
(
づか
)
気海へ引き付け、両肘を縮めて構え込んだが、すなわち尋常の中段である。
神秘昆虫館
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
一
刀
(
とう
)
のやれ
柄
(
づか
)
に手を掛けて
此方
(
こなた
)
を振り向く処を、若侍は得たりと踏込みざま、えイと
一声
(
ひとこえ
)
肩先を深くプッツリと切込む、斬られて孝藏はアッと叫び片膝を突く処をのしかゝり
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
劍
柄
(
づか
)
の低く鳴るを聽けり。
氷島
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
▼ もっと見る
一見、軽い
音物
(
いんもつ
)
のようだったが、その中の青
柚子
(
ゆず
)
一箇に刺してあった小刀を抜いてみたら、当時千金とも評価されていた名工後藤の秋草彫りの小
柄
(
づか
)
だった。
美しい日本の歴史
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“柄”の意味
《名詞》
(え)道具の握りの部分。
(がら)模様。
(出典:Wiktionary)
柄
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“柄”を含む語句
話柄
小柄
間柄
折柄
長柄
稼業柄
把柄
柄杓
手柄
人柄
足柄
大柄
談柄
肥柄杓
葉柄
刀柄
白柄
笑柄
青貝柄
横柄
...