“笑柄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうへい50.0%
わらひぐさ25.0%
わらひもの25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただこれは、東海に不死の薬をもとめ、バベルに昇天の塔をきずかんとしたのと、同じ笑柄しょうへいである。
死刑の前 (新字新仮名) / 幸徳秋水(著)
一時の笑柄わらひぐさのみなりしかど、珍しきことなればしるす、寛政の前のことなり
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
それがむつくり小高うて、栄耀に凝つた細工もの、手で拵らえたか何ぞのやうに、器用に出来たその尖頭さきには、得てして、天狗が引掛り、果ては世上の笑柄わらひもの美貌きりようが仇でござんする。
移民学園 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)