“木綿着物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もめんきもの50.0%
もめんぎもの50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほんに御門ごもんまへとほことはありとも木綿着物もめんきもの毛繻子けじゆす洋傘かふもりさしたときにはす/\お二かいすだれながら、あゝせきなにをしてことかとおもひやるばかり行過ゆきすぎて仕舞しまひまする
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
月あかりをけているが、やつれた姿すがたがかげでもわかる。年は三十五、六、質朴しつぼくらしい木綿着物もめんぎもの、たくさんの子供をうんだ女と見えて、大きなちちが着物の前をふくらましている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)