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かく
ふりがな文庫
“
書
(
かく
)” の例文
一 小説はいかにして作るものなるやどういふ風にして
書
(
かく
)
ものなりやと問はるる人しばしばあり。これほど答へにくき問はなし。
小説作法
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
爾さ、曲者が自分の名を書ぬ事は明かだ、
書
(
かく
)
のは
則
(
すなわ
)
ち自分へ疑いの掛らぬ為だから、爾だ
他人
(
たじん
)
に疑いを掛けて自分が
夫
(
それ
)
を逃れる為めだから、此名前で無い者が曲者だ
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
文
(
ふみ
)
書
(
かく
)
ほどの力さへなき 碩
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
世に
無惨
(
むざん
)
なる話しは数々あれど本年七月五日の朝築地
字
(
あざな
)
海軍原の傍らなる川中に
投込
(
なげこみ
)
ありし死骸ほど無惨なる有様は稀なり
書
(
かく
)
さえも身の毛
逆立
(
よだ
)
つ翌六日府下の各新聞紙皆左の如く記したり
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
“書”を含む語句
文書
添書
書籍
表書
艶書
遺書
上書
書状
筋書
書物
口書
能書
書記
読書
書面
草書
御書
手書
願書
書机
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