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暴
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ぼう
ふりがな文庫
“
暴
(
ぼう
)” の例文
仙太 いいえ、あんた様、人柄よろしからずなんど、それは私の兄きにそんなこと言いがかりをつけるのは、それは
暴
(
ぼう
)
と言うもんでがんす。
斬られの仙太
(新字新仮名)
/
三好十郎
(著)
もし一朝、鎌倉の旗いろが悪いとなったら、やぶれかぶれの鎌倉はどんな
暴
(
ぼう
)
でもやりかねん。配所がえは、その準備であろ。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
暴
(
ぼう
)
×
(4)
の
軛
(
わだち
)
は
更
(
さら
)
に
烈
(
はげ
)
しく
喰
(
く
)
ひ
入
(
い
)
るのだ!
生ける銃架:――満洲駐屯軍兵卒に――
(新字旧仮名)
/
槙村浩
(著)
仙太 いいえ、あんた様、人柄がよろしからずなんど、それは私の兄きにそんなこと言いがかりを付けるのは、それは
暴
(
ぼう
)
と言うもんでがんす。
天狗外伝 斬られの仙太
(新字新仮名)
/
三好十郎
(著)
いかにも、阿波以外の領土で、阿波の国禁を
無碍
(
むげ
)
にふりかざすのは
暴
(
ぼう
)
の限りである。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「情けはありがたいが、君らの
暴
(
ぼう
)
は、この宋江へ死を迫りに来たもおなじことだ」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
暴
(
ぼう
)
を
伐
(
う
)
つに、武をもってしては、火を消すに火をそそぐようなものでしょう。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
どうなされた、御返辞は。——甚だ
暴
(
ぼう
)
な仕方でござるが、それがしとしてはかくするよりほか、主を
辱
(
はずかし
)
めぬ方法が見出せないのでぜひもござらん。……はっきり、御返辞がなければ、万寿どのを
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“暴”の意味
《名詞》
(ボウ) 荒々しいこと。乱暴であること。また、そのさま。
(ボウ) 道理にはずれていること。不法であること。また、そのさま。
《形容動詞》
(あかしま、あからしま) にわかなさま。急なさま。あからさま。
(出典:Wiktionary)
暴
常用漢字
小5
部首:⽇
15画
“暴”を含む語句
暴露
暴風
暴風雨
自暴自棄
粗暴
暴雨
兇暴
大暴風
暴虐
大暴風雨
狂暴
乱暴狼藉
暴騰
暴動
暴出
自暴
乱暴
暴戻
亂暴
暴々
...