-
トップ
>
-
普光寺
>
-
ふくわうじ
○さて
押に
来りし男女まづ
普光寺に入りて
衣服を
脱了、身に持たる物もみだりに
置棄、
婦人は
浴衣に
細帯まれにははだかもあり、男は皆
裸なり。
○さて
押に
来りし男女まづ
普光寺に入りて
衣服を
脱了、身に持たる物もみだりに
置棄、
婦人は
浴衣に
細帯まれにははだかもあり、男は皆
裸なり。
我住塩沢より
下越後の方へ二宿
越て(六日町五日町)
浦佐といふ宿あり。こゝに
普光寺といふ(真言宗)あり、寺中に七間四面の
毘沙門堂あり。
伝ていふ、此堂大同二年の
造営なりとぞ。
我住塩沢より
下越後の方へ二宿
越て(六日町五日町)
浦佐といふ宿あり。こゝに
普光寺といふ(真言宗)あり、寺中に七間四面の
毘沙門堂あり。
伝ていふ、此堂大同二年の
造営なりとぞ。
踊といふも
桶の
中に
芋を
洗ふがごとし。ゆゑに人みな
満身に
汗をながす。第七をどり目にいたりて
普光寺の
山長(
耕夫の長をいふ)手に
簓を
持、人の
手輦に
乗て人のなかへおし入り
大音にいふ。
踊といふも
桶の
中に
芋を
洗ふがごとし。ゆゑに人みな
満身に
汗をながす。第七をどり目にいたりて
普光寺の
山長(
耕夫の長をいふ)手に
簓を
持、人の
手輦に
乗て人のなかへおし入り
大音にいふ。