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時
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ころ
ふりがな文庫
“
時
(
ころ
)” の例文
義雄兄はまた幼少の
時
(
ころ
)
から
貰
(
もら
)
われて行ってその母方の家を継いだ。義雄兄の養父——節子から言えば彼女の
祖父
(
おじい
)
さんは、岸本が母の実の兄にあたっていた。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
と是れから無理やりに權六の手を
把
(
と
)
って、泥だらけの足のまゝ畳の上へ上げ、段々お千代
母子
(
おやこ
)
にも詫びまして、百両(此の
時
(
ころ
)
だから大したもので)取り出して台に載せ
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「だって、お
前
(
め
)
さん、
言種
(
いいぐさ
)
が言種な上に、図体が気に食わねえや。しらふの時だったから、まだまあそれで済んだがね。掏摸万歳の
時
(
ころ
)
で
御覧
(
ごろう
)
じろ、えて吉、存命は
覚束
(
おぼつか
)
ねえ。」
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
“時”を含む語句
一時
何時
時々
当時
少時
暫時
四時
時代
二時
瞬時
時計
當時
往時
常時
幾時
時間
時機
時雨
時分
平時
...