日本一にっぽんいち)” の例文
日本一にっぽんいちの無法な奴等やつら、かた/″\殿様のおとぎなればと言つて、綾錦あやにしきよそおいをさせ、白足袋しろたびまで穿かせた上、犠牲いけにえに上げたとやら。
二世の契 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
京都きょうと天子てんしさまのいらっしゃる日本一にっぽんいちみやこですし、おもしろいしごとがたくさんあります。わたくしはそこへ行って、うんだめしをしてみようとおもいます。」
一寸法師 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
日本一にっぽんいちの桃太郎は犬猿雉の三匹の忠義者を召しかかえた故、鬼が島へ征伐に来たのだ。」
桃太郎 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
日本一にっぽんいちにてそうろうぞと申しける。鎌倉殿かまくらどのこと/″\しや、何処いずこにて舞ひて日本一とは申しけるぞ。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「なに、大丈夫だいじょうぶです、日本一にっぽんいちのきびだんごをっているから。」と桃太郎ももたろうって
桃太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
「これは日本一にっぽんいちの黍団子だ。」
桃太郎 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「なるほど京都きょうと日本一にっぽんいちみやこだけあって、にぎやかなものだなあ。」
一寸法師 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
「えらいぞ、えらいぞ、それこそ日本一にっぽんいちだ。」
桃太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
日本一にっぽんいちのきびだんごさ。」
桃太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)