掛金かけきん)” の例文
大家の人は二朱ばかりの金のめに何年もこんな事に関係して居るのは面倒だと云う所から、一時二朱の掛金かけきんを出したまゝに手を引く者がある。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
取立一人前掛金かけきん二十りやうづつとなしもつとも長兵衞世話人せわにんゆゑしやう三郎のぶんまで都合つがふ四十りやういだし二百りやうあつめてしやう三郎にわたあつまりし人々をもあつ饗應もてなしかへされけるよつしやう三郎はおほいによろこみぎの二百兩を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)