“かけきん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
懸金33.3%
掛金33.3%
賭金33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「およしなさいよ、保険なんか。それよりかその懸金（かけきん）で何か買った方がいいわ。ねえ、叔母さん」
吾輩は猫である (新字新仮名) ／ 夏目漱石(著)
取立一人前掛金（かけきん）二十兩（りやう）づつとなし尤（もつと）も長兵衞世話人（せわにん）故（ゆゑ）庄（しやう）三郎の分（ぶん）まで都合（つがふ）四十兩（りやう）出（いだ）し二百兩（りやう）集（あつ）めて庄（しやう）三郎に渡（わた）し集（あつま）りし人々をも厚（あつ）く饗應（もてなし）し歸（かへ）されける因（よつ）て庄（しやう）三郎は大（おほ）いに悦（よろこ）び右（みぎ）の二百兩を
大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)
そうでなくとも法外な額の賭金（かけきん）を、二倍にしようと申込んだのだ。
ウィリアム・ウィルスン (新字新仮名) ／ エドガー・アラン・ポー(著)