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挿
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ささ
ふりがな文庫
“
挿
(
ささ
)” の例文
旧字:
插
飯に砂利を
噛
(
か
)
んだようにあろう、と思うたじゃでの、棄てるも勿体なし……
誰方
(
どなた
)
ぞ参詣の折には、手向の花を
挿
(
ささ
)
れても
可
(
よ
)
いと思うて、石塔の前に据置きましたじゃ。さ、さ、
回向
(
えこう
)
をなされ。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おくれ毛を、掛けたばかりで、櫛もきちんと
挿
(
ささ
)
っていましたが、
背負
(
しょい
)
上げの結び目が、まだなまなまと血のように片端
垂
(
さが
)
って、踏みしめて
裙
(
すそ
)
を
庇
(
かば
)
った上前の
片褄
(
かたづま
)
が、ずるずると地を
曳
(
ひ
)
いている。
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
挿
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“挿”を含む語句
挿花
挿頭
挿画
挿入
挿話
挿絵
挿込
輪挿
中挿
花挿
一輪挿
挿櫛
挿木
水挿
状挿
挿毛
半挿
前挿
烟管挿
棒挿
...