“挿木”の読み方と例文
読み方割合
さしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは、ことに依ったら挿木さしきでないかな。根がないのだよ、きっと。あっちの木は、もっとひどいよ。奴等のくそだらけだ。
猿ヶ島 (新字新仮名) / 太宰治(著)
先生は石垣の上に試みたアカシヤの挿木さしきを高瀬に指して見せた。門の内には先生の好きな花も植えられた。
岩石の間 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
私はこのことを挿木さしきのことから思いつきました。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)