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挿毛
ふりがな文庫
“挿毛”の読み方と例文
読み方
割合
さしげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしげ
(逆引き)
「白き
挿毛
(
さしげ
)
に、赤き鉢巻ぞ。さる人の贈り物とは見たれ。繋がるるも道理じゃ」とアーサーはまたからからと笑う。
薤露行
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そこは今も猶鏡の如く輝やいて面にあたるものは必ず写す。ウィリアムの顔も写る。ウィリアムの甲の
挿毛
(
さしげ
)
のふわふわと風に
靡
(
なび
)
く様も写る。日に向けたら日に燃えて日の影をも写そう。
幻影の盾
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
白き
兜
(
かぶと
)
と
挿毛
(
さしげ
)
のさと
靡
(
なび
)
くあとに、残るは
漠々
(
ばくばく
)
たる
塵
(
ちり
)
のみ。
薤露行
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
挿毛(さしげ)の例文をもっと
(2作品)
見る
挿
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“挿”で始まる語句
挿
挿絵
挿画
挿入
挿話
挿花
挿頭
挿櫛
挿木
挿込