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拉
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とりひし
ふりがな文庫
“
拉
(
とりひし
)” の例文
という声濁りて、
痘痕
(
とうこん
)
の
充
(
み
)
てる
頬骨
(
ほおぼね
)
高き老顔の酒気を帯びたるに、一眼の
盲
(
し
)
いたるがいとものすごきものとなりて、
拉
(
とりひし
)
ぐばかり力を
籠
(
こ
)
めて、お香の肩を
掴
(
つか
)
み動かし
夜行巡査
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
安の曰く、殿下を刺すこと、
朽
(
くちき
)
を
拉
(
とりひし
)
ぐが如くならんのみと。王太息して曰く、高皇帝、
好
(
よ
)
く壮士を養いたまえりと。勇卒を選みて、安を北平に送り、世子をして
善
(
よ
)
く之を
視
(
み
)
せしむ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
或は良心を
傷
(
きずつ
)
けて自重の気を
拉
(
とりひし
)
いで課長の鼻息を
窺
(
うかが
)
い得るかも知れぬが、
如何
(
いか
)
に窮したればと云ッて苦しいと云ッて、昇に、面と向ッて
図
(
ず
)
大柄
(
おおへい
)
に「痩我慢なら大抵にしろ」ト云ッた昇に
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
拉
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“拉”を含む語句
拉致
虎列拉
拉甸
加拉太
虎刺拉
拉典
拉丁
拉薩
海拉爾
取拉
一拉
摩尼拉
日拉達
蘇格拉第
柏拉図
烏拉兒
馬尼拉
阿拉米多
阿百拉
阿拉勿関
...