“拉薩”の読み方と例文
読み方割合
ラッサ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
拉薩ラッサの危険なまでに美しい記述は、読むものを夢心地にさせ、西蔵の周辺で多くの探検家を破滅させる機因をつくったといわれている。
新西遊記 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
今では、西蔵チブッチ拉薩ラッサも世界の秘密ではなくなったが、これこそは、文明から数世紀も隔絶された、戦慄せんりつすべき場所なのである。
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
そこで僕は二年の間は西蔵チベットに旅行し、拉薩ラッサに遊んで、剌麻教らまきょうの宗長とたのしい数日も暮した。