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てほど
ふりがな文庫
“
手解
(
てほど
)” の例文
『
読心術
(
テレパセイ
)
です。私は、ノルマンディの漁村で、不思議な力を有する一人のお婆さんから、
読心術
(
テレパセイ
)
の
手解
(
てほど
)
きを受けたことがあります。』
踊る地平線:10 長靴の春
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
が、実はホンの
手解
(
てほど
)
きしか稽古しなかった。その頃
福地桜痴
(
ふくちおうち
)
が琵琶では鼻を高くし、桜痴の琵琶には悩まされながらも感服するものが多かった。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
私は母から少しばかり
手解
(
てほど
)
きされて、まだ手習いというほどのこともしていないので、「手習いはしません」というと
幕末維新懐古談:06 高村東雲の生い立ち
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
十三、四の頃大阪へ修業に行き、初め五世野沢吉兵衛の
手解
(
てほど
)
きを受け、その後、後の
摂津大掾
(
せっつのだいじょう
)
の弟子になった。大阪へは祖父の姉で出戻りの身をそのまま家に寄食していた人が伴いて行った。
桜林
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
かれは自分が修業を励むかたわら、なかまの足軽たちにも少しずつ
手解
(
てほど
)
きをしてやり、望みのある者は特に願って横井道場へ入門させるなど、
尚武
(
しょうぶ
)
の風を興すことに力を尽してきたのであった。
足軽奉公
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
▼ もっと見る
従兄弟同志は勤め始めてから一週間ばかりたった時、ツク/″\
然
(
そ
)
う感じた。店員の模範になるどころか、
一々
(
いちいち
)
係りの番頭から
手解
(
てほど
)
きをして貰わないと仕事が分らない。寛一君は一生懸命だった。
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
山本
鼎
(
かなへ
)
がホテルの湯に
入
(
はひ
)
りに来ては
真面目
(
まじめ
)
に
手解
(
てほど
)
きをして
呉
(
く
)
れる。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
解
常用漢字
小5
部首:⾓
13画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭