“手解”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てほど77.8%
てほどき22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
読心術テレパセイです。私は、ノルマンディの漁村で、不思議な力を有する一人のお婆さんから、読心術テレパセイ手解てほどきを受けたことがあります。』
踊る地平線:10 長靴の春 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
が、実はホンの手解てほどきしか稽古しなかった。その頃福地桜痴ふくちおうちが琵琶では鼻を高くし、桜痴の琵琶には悩まされながらも感服するものが多かった。
父は十三四の頃初めて大阪へ行き、はじめ五世野沢吉兵衛の手解てほどきをうけ、その後当時越路太夫と云った摂津大掾のもとに弟子入りをした。
生い立ちの記 (新字新仮名) / 小山清(著)
ポール・カリグに手解てほどきされてゐたトレズニカ独り、良心を以てコルビエールを読んでゐたのである。