)” の例文
せっかちなナポレオンは、まず一つの冠を非常に静かに——痛くないように注意して、軽くジョセフィンの頭へせたのち
それからつゞいて心臟ハート軍人ネーブが、眞紅しんく天鵞絨びろうど座布團ざぶとんうへに、王樣わうさまかんむりせてつてました、壯麗さうれい行列ぎやうれつ總殿さうしんがりには、心臟ハート王樣わうさま女王樣ぢよわうさまとがらせられました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
いづれも学問する児童こどもらしい顔付の殊勝さ。弁当箱を振廻して行くもあれば、風呂敷包を頭の上にせて行くもある。十露盤そろばん小脇にかゝへ、上草履提げ、口笛を吹くやら、唱歌を歌ふやら。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
一個の綺麗きれいな小箱を卓子テイブルの上にせて立去った。
黄金の腕環:流星奇談 (新字新仮名) / 押川春浪(著)