“戴冠式”の読み方と例文
読み方割合
たいかんしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしのすぐそばに、戴冠式たいかんしき用の大椅子おおいすが据えてあったが、それは樫の木の荒削りで、遠い昔のゴシック時代のまだ洗練されてない趣味だった。
一時りょうをする場合に仮に設けるのですが、今度インド皇帝陛下の戴冠式たいかんしきの祝いを兼ねてやりますから非常に盛んなもので
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
その死のまぢかで戴冠式たいかんしきをあげさした法王ピウス七世は、その即位を祝福したときのごとく平静にその転覆を祝福した。