“たいかんしき”の漢字の書き方と例文
語句割合
戴冠式100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戴冠式たいかんしきの行列の中にいる、西洋の少年貴族のような、まっ白な軍服を着ていました。
宇宙怪人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
その議事堂の格子窓こうしまどからは、そのむかし皇帝こうてい戴冠式たいかんしきのときにあぶり肉にされて、人々のご馳走ちそうにされた、角のついたままの牡牛おうし頭蓋骨ずがいこつが、いまもなおきでているのですが、しかし
この前の戴冠式たいかんしきに、足柄で英国へ行って帰ってきたあと、どうしても、ある男に懲罰を加えてやらなければ、おさまらないことになった……撃っても、斬っても、恥の上塗りになるという
あなたも私も (新字新仮名) / 久生十蘭(著)