“戰慄(ふるへ)” の例文
新字:戦慄
僅(わづか)二三兩の金をも貸ず只今に至り證據もなき事を公儀(かみ)へ申立候段(だん)不屆者めと白眼(にらま)れしかば彌吉夫婦は戰慄(ふるへ)出し恐れ入て居たりける
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
半分(はんぶん)言(いは)せず後(うしろ)より只一刀に切殺し此方へ入來(いりきた)るにぞお菊はお竹が聲に驚(おどろ)き迯出(にげいだ)さんとするに間合(まあひ)なければ屏風(びやうぶ)の蔭(かげ)へ隱れ戰慄(ふるへ)居(ゐ)たりし中曲者(くせもの)は手近(ぢか)に在しお菊が道具(だうぐ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
示(しめ)しつゝ靜まり返て見えけるに各々戰慄(ふるへ)の止らぬまでに恐(おそ)れ入てぞいたりける今日榊原家の郡奉行伊藤半右衞門同人手代川崎金右衞門小野寺源兵衞及び附副(つきそひ)留守居(るすゐ)等召出されければ此人々は板縁に控(ひか)へたり暫(しばら)くありて老中方を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)