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せんさい
ふりがな文庫
“
戦災
(
せんさい
)” の例文
両親と
弟妹
(
ていまい
)
の四人は、戦争中に
疎開先
(
そかいさき
)
で
戦災
(
せんさい
)
にあって死に、東京で大学院学生兼助手をして残っていた、かれ左馬太だけが生き残っているのである。
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
たぶん
戦災
(
せんさい
)
のなごりであろうか、なにかのこわれた
金物
(
かなもの
)
が、
道
(
みち
)
に
埋
(
う
)
まっているのです。
考えこじき
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
道子
(
みちこ
)
は
母
(
はゝ
)
のみならず
父
(
ちゝ
)
の
墓
(
はか
)
も——
戦災
(
せんさい
)
で
生死不明
(
せいしふめい
)
になつた
為
(
た
)
め、
今
(
いま
)
だに
立
(
た
)
てずにある
事
(
こと
)
を
語
(
かた
)
り、
母
(
はゝ
)
の
戒名
(
かいみやう
)
と
共
(
とも
)
に
並
(
なら
)
べて
石
(
いし
)
に
掘
(
ほ
)
つて
貰
(
もら
)
ふやうに
頼
(
たの
)
み、
百円札
(
ひやくゑんさつ
)
二三
枚
(
まい
)
を
紙
(
かみ
)
に
包
(
つゝ
)
んで
出
(
だ
)
した。
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
“戦災”の意味
《名詞》
戦災(せんさい)
戦争により受けた災害。
(出典:Wiktionary)
“戦災”の解説
戦災(せんさい)とは、戦争、戦乱等によって非戦闘員あるいは非軍事的施設が被害を受けることを災害の一種として捉えた呼び方。国民保護法における武力攻撃災害に相当する。
日本において単に「戦災」と言う場合、太平洋戦争による被害を一般にさす事が多い。
(出典:Wikipedia)
戦
常用漢字
小4
部首:⼽
13画
災
常用漢字
小5
部首:⽕
7画
“戦災”で始まる語句
戦災者
戦災後