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感涙
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かんるい
ふりがな文庫
“
感涙
(
かんるい
)” の例文
天
(
てん
)
は
今
(
いま
)
やかの
朝日島
(
あさひたう
)
に
苦
(
くるし
)
める
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
の
誠忠
(
せいちう
)
をば
遂
(
つひ
)
に
見捨
(
みす
)
てなかつたかと、
兩人
(
ふたり
)
は
不測
(
そゞろ
)
に
感涙
(
かんるい
)
の
流
(
なが
)
るゝ
樣
(
やう
)
に
覺
(
おぼ
)
えて、
私
(
わたくし
)
は
垂頭
(
うつむ
)
き、
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
は
顏
(
かほ
)
を
横向
(
よこむ
)
けると、
此時
(
このとき
)
吾等
(
われら
)
の
傍
(
かたはら
)
に
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
世にも
有難
(
ありがた
)
くて
感涙
(
かんるい
)
に
咽
(
むせ
)
べるその日、
図
(
はか
)
らざりき土倉氏より招状の来らんとは。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
感涙
(
かんるい
)
せちにうちむせぶかな
全都覚醒賦
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“感涙”の意味
《名詞》
深く心打たれて流す涙。
(出典:Wiktionary)
感
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
涙
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
“感”で始まる語句
感
感心
感謝
感情
感激
感歎
感嘆
感動
感冒
感慨