“悼(いたま)” の例文
上(あげ)られしにぞ私し始め皆々ソレと言(い)つて馳付(はせつき)候ひしにお悼(いたま)しや深手(で)何ヶ所も負(おひ)給ひ御養生(ごやうじやう)叶(かな)ふべくも候はず其時喜内樣には私しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見て悼(いたま)しく思ひ或日我が眠(ねむ)り居る時此座敷へ來りお花に對ひ縱令(たとへ)貯(たくは)への路金は盡たり共然樣な事に少しも心遣(こゝろづか)ひなく病氣全快(ぜんくわい)ある迄看病(かんびやう)して緩(ゆる)りと滯留(たいりう)致すべしと情ある言葉を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
敷(しき)イザと勸(すゝむ)る箱枕(はこまくら)のみならぬ身の親父が横に成たる背後(うしろ)へ廻り腰より足を摩(さす)り行手(ゆくて)弱(よわき)腕(かひな)も今宵此仇(このあだ)を斃(たふ)さんお光の精神是ぞ親子が一世の別れと究(きはま)る心は如何ならん想像(おもひやる)だに悼(いたま)しけれ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)