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思定
ふりがな文庫
“思定”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おもいさだ
66.7%
おもひさだ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもいさだ
(逆引き)
役者か芸人になりたいと
思定
(
おもいさだ
)
めたが、その望みも
遂
(
つい
)
に
遂
(
と
)
げられず、空しく
床屋
(
とこや
)
の
吉
(
きち
)
さんの幸福を
羨
(
うらや
)
みながら、毎日ぼんやりと目的のない時間を送っているつまらなさ
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ゆくゆくは奏覧にも供え、また二条摂政さま(
良基
(
よしもと
)
)の
莵玖波
(
つくば
)
集の後を
承
(
う
)
けて
勅撰
(
ちょくせん
)
の
御沙汰
(
ごさた
)
も拝したいものと
私
(
ひそ
)
かに
思定
(
おもいさだ
)
めておいでの模様で、いたくこの集のことをお心に掛けてございました。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
思定(おもいさだ)の例文をもっと
(4作品)
見る
おもひさだ
(逆引き)
役者か芸人になりたいと
思定
(
おもひさだ
)
めたが、その望みも
遂
(
つひ
)
に
遂
(
と
)
げられず、
空
(
むな
)
しく
床屋
(
とこや
)
の
吉
(
きち
)
さんの幸福を
羨
(
うらや
)
みながら、毎日ぼんやりと目的のない時間を送つてゐるつまらなさ
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
かく又案じ煩へる彼の
面
(
おもて
)
も
自
(
おのづか
)
ら
俯
(
うつむ
)
きぬ。問はずして知るべきにあらずと
思定
(
おもひさだ
)
めて、再び内を
差覗
(
さしのぞ
)
きけるに、宮は猶打俯してゐたり。
何時
(
いつ
)
か落ちけむ、
蒔絵
(
まきゑ
)
の
櫛
(
くし
)
の
零
(
こぼ
)
れたるも知らで。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
思定(おもひさだ)の例文をもっと
(2作品)
見る
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
定
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
“思”で始まる語句
思
思召
思出
思案
思惑
思惟
思慮
思想
思切
思遣
“思定”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
神西清
永井荷風