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思定
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おもいさだ
ふりがな文庫
“
思定
(
おもいさだ
)” の例文
役者か芸人になりたいと
思定
(
おもいさだ
)
めたが、その望みも
遂
(
つい
)
に
遂
(
と
)
げられず、空しく
床屋
(
とこや
)
の
吉
(
きち
)
さんの幸福を
羨
(
うらや
)
みながら、毎日ぼんやりと目的のない時間を送っているつまらなさ
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ゆくゆくは奏覧にも供え、また二条摂政さま(
良基
(
よしもと
)
)の
莵玖波
(
つくば
)
集の後を
承
(
う
)
けて
勅撰
(
ちょくせん
)
の
御沙汰
(
ごさた
)
も拝したいものと
私
(
ひそ
)
かに
思定
(
おもいさだ
)
めておいでの模様で、いたくこの集のことをお心に掛けてございました。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
今夜の機会を
逃
(
のが
)
さず正面から切出して女の心持をきこうと
思定
(
おもいさだ
)
めたのである。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ゆくゆくは奏覧にも供へ、また二条摂政さま(
良基
(
よしもと
)
)の
莵玖波
(
つくば
)
集の後を
承
(
う
)
けて
勅撰
(
ちょくせん
)
の
御沙汰
(
ごさた
)
も拝したいものと
私
(
ひそ
)
かに
思定
(
おもいさだ
)
めておいでの模様で、いたくこの集のことをお心に掛けてございました。
雪の宿り
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
定
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
“思”で始まる語句
思
思召
思出
思案
思惑
思惟
思慮
思想
思切
思遣