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応
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う
ふりがな文庫
“
応
(
う
)” の例文
旧字:
應
今も、「やあ」と彼が
挨拶
(
あいさつ
)
したので、かの女が見ると、同じような「やあ」という朗らかな挨拶で
応
(
う
)
けて、一人の老紳士が入って来た。
母子叙情
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
浅井は軽く
応
(
う
)
けていたが、同情のない男のように思われるのも厭であった。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「おやさう!」夫人は事もなげに
応
(
う
)
けながら
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
もしわたくしがこゝで「あー あー」と返事してしまえば、物事は
応
(
う
)
け答えに纏ってご新造さんの気は済みもしましょうが、わたくしの求める諸行無常にはなりません。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ある時は少年のように朗らかに
挙動
(
ふるま
)
い、朝の森に
小禽
(
ことり
)
が
囁
(
さえず
)
るような楽しさで話すのだったが、一々
応
(
う
)
け
答
(
こた
)
えもできないような多弁の噴霧を浴びせかけて、彼を
辟易
(
へきえき
)
させることがあるかと思うと
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
▼ もっと見る
「おやそう!」夫人は事もなげに
応
(
う
)
けながら
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
と言って、暫く黙っていたが、主人が気さくな顔をして
応
(
う
)
けているのを見て安心して言った。
東海道五十三次
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
師は今日私に餅の施行を命ぜられて、議論を
応
(
う
)
けよとは命ぜられませんでした。
阿難と呪術師の娘
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
応
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
“応”を含む語句
饗応
相応
応答
応対
手応
反応
感応
応酬
応接間
応接
応身
否応
応援
一応
応接室
応揚
因果応報
御饗応
不相応
応報
...