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忌嫌
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いや
ふりがな文庫
“
忌嫌
(
いや
)” の例文
(
小声
(
こごゑ
)
)
陰徳
(
いんとく
)
でも
乞食
(
こじき
)
の足を洗ふのは
忌嫌
(
いや
)
でございますなア。とグヅ/\
云
(
い
)
ひながら、
忌嫌々々
(
いや/\
)
足を洗つて
遣
(
や
)
る。
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
はい
最
(
も
)
う
何
(
な
)
にも
彼
(
か
)
も
売
(
う
)
り
尽
(
つく
)
しましたが、
此品
(
これ
)
は
私
(
わたくし
)
の
秘蔵
(
ひざう
)
でございますから、
此品
(
これ
)
だけは
何
(
ど
)
うも
売却
(
はな
)
すことが
忌嫌
(
いや
)
でございますから、
只今
(
たゞいま
)
もつて
麪桶
(
めんつう
)
代
(
がは
)
りに
傍離
(
そばはな
)
さずに使つて
居
(
を
)
ります。
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
六歳
(
むツつ
)
か……
吾家
(
うち
)
の
子供
(
ばう
)
は、
袴着
(
はかまぎ
)
の
祝日
(
いはひ
)
で
今日
(
けふ
)
は
賓客
(
きやく
)
を
招
(
よ
)
んで、
八百膳
(
やほぜん
)
の
料理
(
れうり
)
で
御馳走
(
ごちそう
)
したが、ヤア
彼
(
あ
)
れが
忌嫌
(
いや
)
だの
是
(
これ
)
が
忌嫌
(
いや
)
だのと、
我意
(
だだ
)
ばかり
云
(
い
)
ふのに、
僅
(
わづ
)
か
六歳
(
むツつ
)
でありながら
親孝行
(
おやかうかう
)
に
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
忌
常用漢字
中学
部首:⼼
7画
嫌
常用漢字
中学
部首:⼥
13画
“忌嫌”で始まる語句
忌嫌々々